健康お役立ち情報

2014/07/08

日本人に適した食事の知恵シリーズ(5)

小林晃大

特定非営利活動法人医療機関支援機構 特別顧問

日本人に適した食事の知恵シリーズ(5)

日本人の健康の秘密は多くの食品を食べてきたから
白いご飯があればいろいろ食べられる

世界で一番、多くの種類の食品を食べているのは日本人といわれることがあります。それを可能にしているのは、ご飯の存在です。ご飯はほとんど味がないため、様々な味のおかずでも合わせて食べることができます。

パンや麺はご飯にくらべるとそのものに味がついているので、合う料理が限られてきます。パンが好きで、塩辛も好きな人であっても、パンに塩辛をはさんで食べるのは味的に厳しいという人も多いはずです。また、同じご飯であっても、日本では炊くことで、そのままでも食べられますが、中国や韓国などの大陸では普通に炊いたのでは芯が残りやすいので、煮るか蒸すか炒めるのが伝統料理となっています。そのときに、ご飯に味がつけられるので、おかずの種類も限られてきます。

このことは以前にも紹介しましたが、ご飯の炊きあがりが異なるのは、水の硬度の違いによります。日本の水はほとんどがカルシウムとマグネシウムの量が60mg/ℓ以下の軟水ですが、それは土壌と環境が関係しています。日本は火山国のために土壌は火成岩が多く、国土が狭く、雨が多いので、土に染み込む水の量が少なくて湧き出てくる水の中に含まれるミネラルの量が少なくなっています。それに対して、大陸は石灰岩が多く、国土も広いため土壌に染み込んでから出てくるまでの期間が長くなり、水の中に染み込むミネラルが多くなります。

食品には、それぞれ含まれる栄養素の種類や割合が異なっているので、体に必要なすべての栄養素を摂るためには、多くの食品でも食べるようにすることが必要になります。日本の場合、水に含まれるミネラルだけでなく、食物に含まれるミネラルも少なくなっていますが、多くの種類の料理から、さまざまな栄養素が摂れることが日本人の健康を支えているのです。

小林晃大

特定非営利活動法人医療機関支援機構 特別顧問

小林晃大

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