健康お役立ち情報

2014/09/29

健康知恵袋(1) 効果的な半身浴

小林晃大

特定非営利活動法人医療機関支援機構 特別顧問

健康知恵袋(1) 効果的な半身浴
◎身体が冷えてしまうのは「半身浴」じゃない

半身浴は身体が温まり、汗をたくさんかき、代謝が高まってダイエット効果がある――ということで、入浴をしているときに、ヘソから上をお湯から出して長湯をしている人も多いようです。しかし、ただ下半身だけをお湯につけていればよいというわけではありません。半身浴のメリットを得るためには、お湯の温度が42℃以上の熱めの温度になっていることが必要です。42℃は、自律神経の交感神経の働きが盛んになる切り換わりの温度です。38~40℃だと副交感神経の働きが盛んになってリラックスできるのですが、身体が興奮状態になっていないため、脂肪燃焼の効果はあまり得られません。40~42℃では交感神経と副交感神経のバランスが取れた状態になっています。

入浴をすると10分間で約100kcal(キロカロリー)のエネルギー消費があると、よく紹介されていますが、これは42℃以上の温度のお湯に肩までつかった状態で得られる効果です。ところが、42℃以上の熱めのお湯に長い時間つかっていると脳が温まって、のぼせる状態になってしまいます。入浴によるのぼせは、脳が温まりすぎて、脳に運ばれる酸素量が低下することで脳の機能が急に低下するために起こります。

これを防ぎながら血流をよくして、代謝を高め、脂肪の燃焼を進めるための方法ですが、初めに42℃以上のお湯に肩までつかって全身を温めて、交感神経に切り換えてから半身浴に移ります。こうすると下半身は42℃以上に温められたままなので血流が盛んな状態が保たれ、全身浴と同じように身体が温まり、脂肪燃焼を進めることができます。全身浴では10分ほどが限界であっても、半身浴なら30分でも続けることができます。

「半身浴は身体が冷える」という人もいます。これは身体が充分に温まらないうちに全身浴から半身浴に移ったか、身体が冷えてきたのに半身浴を続けていることが考えられます。半身浴は身体が温まっていることが大切。体温が下がってきたら、再び肩までつかって温まるか、熱めのシャワーを浴びて上半身を温めて交感神経が盛んな状態を保持するようにします。こうすることによって、再び血流が盛んになり、脂肪の燃焼が進んでいきます。

小林晃大

特定非営利活動法人医療機関支援機構 特別顧問

小林晃大

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