健康お役立ち情報

2015/01/20

食べものの色の意味(3)いろいろな色の食品で健康を維持しよう

小林晃大

特定非営利活動法人医療機関支援機構 特別顧問

食べものの色の意味(3)いろいろな色の食品で健康を維持しよう

私たちの体を細胞から老化させていく活性酸素が、体の中で多量に発生する要因を見ると、「過剰な運動、農薬、食品添加物、薬剤、化学物質、紫外線、電磁波、放射線、排気ガス、タバコ、アルコール、水道水の塩素、体の傷や炎症、病原菌の侵入、酸化した食品、ストレス、肥満、糖尿病」といったことがあげられます。このように、私たちは身の周りは活性酸素を発生させることばかりです。誰もが活性酸素と無関係では生活できないのです。そして、活性酸素を消し去る自然の恵みの力を借りずに生きていくこともできなくなっているのです。

抗酸化成分を摂るなら、できるだけ抗酸化力がある色鮮やかな野菜や果物を食べたいと考えるのは当たり前のことかもしれません。しかし、体に必要な抗酸化成分は一種類の食品だけで摂ることはできません。抗酸化成分は、すべての活性酸素に対して同じように効果が得られるわけではなく、それぞれの抗酸化成分によって消去しやすい活性酸素があるのです。活性酸素は一般的にスーパーオキシドアニオンラジカル、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、一重項酸素の4種類とされています。

抗酸化成分は、種類によって集まりやすい体の部位が異なり、作用しやすい部位も異なっています。たとえば、目に作用する色素(ブルーベリーのアントシアニンなど)は目に届きやすく、目で抗酸化力を発揮しやすく、多くの量が使われます。目以外の部位で効果を得るためには、目に充分すぎる量が送られることが必要で、目で余分となった分が他の部位に回ることになります。肝臓によいとされる色素(ウコンのクルクミンなど)は、やはり肝臓に早く、多く届けられます。活性酸素が体に与える健康被害は全身に及ぶものであり、体調の不良は弱い器官から現れやすいという特徴があります。同じだけの活性酸素が発生したとしても、現れる状況に違いがあるのは、それぞれの人の体の状態が異なっているからです。

活性酸素が、どの器官に、どれくらい影響を与えているかは、なかなか判断がつくものではありません。そのため、活性酸素に対抗するには、さまざまな器官に働きかけてくれる抗酸化成分を摂ることが大切で、いろいろな色素(赤・橙色・黄・緑・紫・茶色・黒など)が含まれた食品を摂ることが大切になってきます。「才色兼備」をもじった「彩食健美」という言葉がありますが、いろいろな色の濃い食品を使い、できるだけ食卓を色鮮やかにすることが健康で美しくという多くの人の望みをかなえる秘訣といえます。

小林晃大

特定非営利活動法人医療機関支援機構 特別顧問

小林晃大

舞の海バッグ

オリジナル

舞の海バッグ...

¥15,800税込

ページトップへ戻る